ホーカン・ネッセル
Håkan Nesser
(スウェーデン)
ホーカン・ネッセルは一九五八年生まれ、スウェーデンの作家である。彼は、警視ファン・フェーテレン・シリーズを中心に、多くのミステリーを発表している。スウェーデンの小説は余り民族的な匂いがなく、中立的で万人に対して読みやすい。しかし、ネッセルの小説はそれが更に徹底されている。出てくる土地の名前は全て架空のもので、どこの国かを特定することさえできなないのだ。それでいてリアリティーがある。不思議な作風である。
原題:Borkmanns punkt 「ボルクマンの定理」
ドイツ語題:Das vierete Opfer 「第四の犠牲者」
1993年
原題:Det grovmaskiga nätet
ドイツ語題:Das grobmaschige Netz
1993年
原題:Återkomsten 「戻って来た男」
ドイツ語題:Das falsche Urteil 「誤りの判決」
1995年
原題:Flugan och evigheten
ドイツ語題:Die Fliege und die Ewigkeit
1999年
ドイツ語題:Die Perspective des Gärtners (庭師の視点)
原題:Maskarna på Carmine
Street (カーミン街の蛆虫)
2009年