このページはロンドン在住のエッセイスト川合元博が自作のエッセーを掲載しています。ご用とお急ぎでない方は、読んでやってください。
著者の紹介:
川合元博 (かわい もとひろ)
1957年京都市生まれ。金沢大学、大学院でドイツ文学を専攻。1984年某ファスナーメーカーに入社。同年より海外駐在員としてドイツ赴任。1991年ロンドンへ転勤。1996年現地で転職。現在、システムエンジニア。ビールとマラソンを好む。妻、真由美との間に子供3人。2000年6月より1年間ドイツに単身赴任。
最近の更新履歴:
2019年12月03日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第22回、「クリストファー・カールソン」を掲載。
2019年11月30日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第21回、「アルネ・ダール」を掲載。
2019年11月24日、ドナ・レオン書評のページに「ついに私のもの」を掲載。
2019年11月19日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第20回、「アンデシュ・ルースルンド/ベリエ・ヘルストレム」を掲載。
2019年11月12日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第19回、「ヨハン・テオリン」を掲載。
2019年11月05日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第18回、「スティーグ・ラーソン」を掲載。
2019年11月03日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第17回、「オーサ・ラーソン」を掲載。
2019年10月31日、旅行記のページに、「ジャパニーズ・ウェディング こぼれ話」を掲載。
2019年10月22日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第16回、「シェル・エリクソン」を掲載。
2019年10月22日、ラルフ・フスマン書評のページに「今日は俺の日じゃない」を掲載。
2019年10月12日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第15回、「アイノ・トロセル」を掲載。
2019年10月12日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第14回、「スヴェン・ヴェステルベリ」を掲載。
2019年10月10日、書評のページに、スヴェン・ヴェステルベリの「青いマフラーの男」を掲載。
2019年10月05日、旅行記のページに、「ジャパニーズ・ウェディング」を掲載。
2019年09月12日、書評のページに、A.D.ヴィルクの「あなたがまた行くならば」を掲載。
2019年09月05日、書評のページに、カミラ・グレーベ/オーサ・トレフの「火と水を抜けて」を掲載。
2019年08月17日、旅行記のページに、中国訪問記「チャイニーズ・ウェディング」を掲載。
2019年08月06日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第13回、「インゲル・フリマンソン」を掲載。
2019年08月04日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第12回、「オーケ・エドヴァルドソン」を掲載。
2019年07月29日、書評のページに、マリン・ペルソン・ギオリトの「夢の中では嘘をつけない」を掲載。
2019年07月27日、旅行記のページに、英国、トーキー訪問記「アガサ・クリスティーの故郷を訪ねて」を掲載。
2019年07月14日、ハンス・ラート書評のページに「私を助けなさいと神は言った」を掲載。
2019年07月01日、旅行記のページに、英国ナショナル・シアター公演「リーマン・トリロジー」を掲載。
2019年06月30日、旅行記のページに、英国ロイヤルオペラ公演「ボリス・ゴドゥノフ」を掲載。
2019年05月25日、書評のページに、パトリシア・コーンウェルの「検屍官」を掲載。
2019年05月13日、書評のページに、ヤン・ギィユーの「赤い雄鶏」を掲載。
2019年04月13日、旅行記のページに、「馬牧場日記 Part II」(セシル・ホース・サンクチュアリ)を掲載。
2019年03月23日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第11回、「ホーカン・ネッセル」を掲載。
2019年03月17日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第10回、「シャスティン・エークマン」を掲載。
2019年03月14日、書評のページに、シェル‐ウーロフ・ボーネマルクの「罪なき無罪」を掲載。
2019年02月27日、日本滞在記(東京、金沢、大宮、松本他)「去りゆく冬と待ちうける春」を掲載。
2019年02月14日、「スウェーデン・ミステリー作家列伝」のページに、第9回、「イェスタ・ウネフェルド」を掲載。
2019年02月09日、書評のページに、ジーン・ボリンダーの「終盤戦」を掲載。
2019年02月06日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに「連れて来られた犠牲者たち」を掲載
2019年01月22日、書評のページに、ウルフ・ドゥルリングの「古いチーズ」を掲載。
2019年01月12日、旅行記のページに、「馬牧場日記」(セシル・ホース・サンクチュアリ)を掲載。
目次:
このウェッブ・サイトに最初に掲載された、このサイトの主題とも言える文章です。ちょうど三十年前に書いた文章。読み返す度に、そのときの自分が少し恋しくもなります。読んでいただき、一片の共感を持っていただければ、三十年前の筆者も喜ぶことと思います。
ひとりの作家を読み始めたら、その作家の作品は読み尽くすという、「食いついたら離れない」、ブルドッグ式読書法の筆者。今のところ、文字通り、旅から旅への人生だけど、駅で、空港で、社中で、機中で、本さえあればそれで幸せな人間なのです。筆者の読書は主にミステリー、それも人間味のあふれるミステリー小説。読んでいる言葉は、第二の母国語であるドイツ語、それから時々英語。まだ日本語では翻訳の余り出ていない作家も含め、日本の皆様にヨーロッパの現代の作家をご紹介します。
旅行は好きだけど、観光は面倒くさいという、自他とも認める「怠惰な旅行者」の筆者。世界中に友達を作り、その友達とお互い訪ね合うのが夢です。これまで、地球のあちこちに残した足跡を辿ります。
「モトのフォトアルバム、Moto’s
Photo Album」
「ディスカバー・ロンドン」と称してカメラを携えてロンドンをほっつき歩いている筆者。どうしても若いお姉さん達にカメラが向いてしまいます。しかし、たまには良い写真もありますので、お気軽にご覧下さい。
自分で言うのも何ですが、おそらく、私は、スウェーデンのミステリー小説に関しては、日本で一番の「オーソリティー」のはず。長年の読書と、リサーチの集大成として、書き始めたシリーズです。
スウェーデンの有名な輸出品は何?イケアの家具、ボルボやサーブの車、木材・・・忘れてならないのはミステリー小説。スウェーデンは、全世界で読まれるミステリーの重要な供給元なのです。その作家、作品の魅力、背景を紹介しています。
二〇〇四年で日本を離れて二十周年記念の筆者。これまでのヨーロッパ暮らしで見たり聞いたりしたことを、こつこつと書き溜めてきました。「そやからどうやねん」と言われるようなことばかりですが、お暇な方はお読みください。
「ロンドンに響け、六甲おろし」、(掲載 2003年10月1日)
18年ぶりの阪神タイガースの優勝。それをロンドンで迎えることになった筆者。前回の優勝のときは、ドイツの片田舎にいて随分寂しい思いをした。今回こそは、賑やかにお祝いしようと、ロンドンの真中にトラキチを集めて、六甲おろしを合唱することを思いつく。
僕が再び走り始めるようになった経緯と、楽しかったドイツでの走り仲間との交流を描いた読み物です。小説と呼んでもいいですが、15パーセントの虚構と、85パーセントの真実で綴ってあります。どうぞお読みください。
スウェーデンの作家による推理小説を読み、それを体系づけることは私のライフワークです。現在推理小説の原型が、スウェーデンのある作家から発生していることを、進化論のように辿っていきます。
お読みいただき有り難うございました。 ご感想を wataming@dircon.co.uk までお寄せいただければ幸いです。