ハンス・ヴェルナー・ケッテンバッハ
Hans Werner
Kettenbach
(ドイツ 1928年生まれ)
ケッテンバッハは長年ジャーナリストとして活動したあと、一九七〇年代より、ミステリーだけでなく広範囲なジャンルの作品を発表し続けている。彼の活動は小説だけに留まらず、数多くのテレビ、ラジオ、映画の脚本にも及んでいる。
「四人の舞台」
Grand mit Vieren 1977年:
当時の首都ボンを舞台にした、爆発物を仕掛けられ殺された一人のジャーナリストを巡るミステリー。
「地平線の向こうに」
Hinter dem Horizont 1981年:
ニューヨークを舞台にした、理屈っぽいドイツ人の青年フランクと、情熱的なアメリカ人女性ナンシーの織り成すラブコメディー。
<筆者紹介>
川合 元博(かわい もとひろ)
1957年京都市生まれ。金沢大学、大学院でドイツ文学を専攻。1984年某ファスナーメーカーに入社。同年より海外駐在員としてドイツ赴任。1991年ロンドンへ転勤。1996年現地で転職。現在、システムエンジニア。ビールとマラソンを好む。妻、真由美との間に子供3人。2000年6月より1年間ドイツに単身赴任。